2012年10月15日
やっと、やっと秋になりました!!
秋桜(コスモス)やリンドウなど、“秋の花”の美しい季節になりました。
10月6日(土)、7日(日)はウーマンズ・スイム・フェスティバルに出場者の皆さん、お疲れ様でした。日頃の成果を思う存分発揮できましたでしょうか?
開会式も楽しんでいただけたでしょうか?
今年のオープニングアトラクションは「フラダンス」でした。福島県にある「スパリゾートハワイアンズ」の学院の最高顧問でありますカレイナニ早川先生が、ショーの構成・演出・振付をしていただき、「カレイナニ早川のビューティフルフラ」の塾生42名の皆さんによる華麗なフラダンスショーで、会場がハワイ一色になりました。(カレイナニ早川先生は映画“フラガール”の教師役で松雪泰子さんが演じた平山まどかのモデルです)
「フラダンス」の特徴でもあります“ハンド・モーション(手の動き)”はただ優雅なだけでなく、その一つ一つに意味があり、大切な表現になっています。
ミミ先生は“第二の故郷”というほどハワイが大好きでした。「フラダンス」も見よう見まねでよく踊っていました。
40代~60代の女性を中心に「フラダンス」の人気は高く、全国で約80万人の方たちが、健康と美しさを保つために楽しまれているそうです。
ダンスと言えば、今年の4月から中学校の保健体育の授業で、武道とダンスが必修化されました。全国の6割超がヒップホップなどの現代ダンスを選択し、戸惑っている教員も少なくないと言われています。
近年習い事として、ヒップホップなどダンス教室が子供たちの間で人気となっていて、中学生の中にもスクールに通っている子も多いこともあり、指導に自信のない先生も必死になってダンスを習得しているようです。
ミミスイミングクラブの品川校では、体操やダンスのクラスも行われています。
10月28日(日)に開催いたします「ミミフェスティバル」では、水泳競技はもちろんのこと、1階スタジオではフィットネス発表会もあります。体操にエアロ&ヒップホップそしてモダンダンスと盛りだくさんの内容での開催となっております。是非、スタジオのほうにもお越し下さい。
そして、今日も元気に、さぁ、泳ぎましょう!
2012年09月11日
まだまだ残暑が厳しい毎日ですね。
ロンドンオリンピック日本選手293人とパラリンピック日本選手135人の4年に一度の暑い、熱い夏が終わりました。一瞬にすべてをかけ、栄光をつかんだ人、悔し涙を流した人と数多くのドラマが生まれました。
ロンドンオリンピックは26競技すべてに女子選手が出場し、カタールやブルネイからは初めて女子選手が派遣され「女性がスポーツ進出」した大会となりました。
レスリングの伊調馨選手と吉田沙保里選手のオリンピック3連覇は見事でしたね。4連覇を期待したい2016年リオデジャネイロ大会は、ラクビー(7人制)とゴルフを加えて28競技になり、楽しみも増える大会になりそうです。
パラリンピックでは、ミミスイミングクラブ品川所属の長尾智之くんが100m背泳ぎに出場し、決勝に進出しました。テレビ画面からは長尾くんの緊張が伝わってきました。会場では長尾くんのご家族や、10年以上指導をしてきた佐藤コーチも「長尾くんなら出来る。大丈夫」と祈る思いで観戦していました。残念ながらメダルには届きませんでしたが、長尾くんにとって、たくさん学ぶことがあったと思います。
悔しい思いもバネにして、一回りも二回りも大きく成長する長尾くんを信じて、次回の大会を楽しみにしています。
10月6日、7日に「ウーンマンズ・スイム・フェスティバル2012」(WSF)が千葉県国際総合水泳場で開催されます。大会のカラーはトロピカルで、会場にはハイビスカスなどのカラフルな花で女性らしさを演出します。
全国から参加します3,000人以上の女性スイマーの中には、なんと100才スイマーがいます。東京都品川区在住で84才から本格的に水泳を始めた池田 菊さんです。クロール、背泳ぎ、平泳ぎをマスターして、大きなストロークできれいに泳ぎます。元気でいられる秘訣は、好き嫌いせずしっかり食べて、水泳を楽しむことだそうです。
ミミ先生のマスターズ大会初出場は39才の時でした。レースの半年前から大好きなお酒をやめて、陸上トレーニングやインターバル練習をこなし、見事50m背泳ぎで世界新記録を樹立しました。
現役選手を引退して20年経ち、いろいろな思いがある中のマスターズスイマーデビューでした。
今年で第16回大会になりますウーマンズ・スイム・フェスティバル。出場されるかたは日頃の成果を存分に発揮してください。男性のかたでもスタンドでの応援は大丈夫です。是非、皆さんでお越しください。
そして、今日も元気に、さぁ泳ぎましょう!!
2012年08月01日
連日の猛暑ですが、熱中症対策は万全ですか?
水分をしっかり摂って、暑い夏を乗り越えてくださいね。
ロンドンオリンピックも開幕しました。東京から9,580km離れているロンドンとは、時差が8時間(サマータイム)あるため、決勝の試合が早朝になり、ついつい徹夜してしまうパターンで、寝不足気味のかたも多いのではないでしょうか?
今大会の日本金メダル第一号は、女子柔道57キロ級の松本薫選手でした。畳の上で闘争心むき出しの「超攻撃的柔道」で相手を圧倒し、念願の金メダルを獲得しました。試合前、畳に向かうとき「集中すること、落ち着くこと、気持ちで絶対に負けないこと、最後の最後まで戦うこと」を自分に言い聞かせながらつぶやいていました。最高の結果を出せて、ほっとした松本選手、「今はパフェを食べたい」と笑顔で語っていた姿が、とても印象的でした。
競泳では日本の男子個人メドレーで初めてのメダルを獲得したのは、高校生の萩野公介選手でした。0歳からのベビースイミングで水泳と出会い、水泳歴17年のベテラン?の萩野選手は持って生まれた才能はもちろんのこと、「素直な心」と「謙虚な姿勢」でトップスイマーとなりました。次回のリオデジャネイロオリンピックも大いに楽しみな選手の一人です。
8月29日からは「ロンドンパラリンピック」が開幕します。
ミミスイミングクラブから長尾智之くんが100m背泳ぎで出場します。30年前に品川区荏原でミミスイミングクラブを開校してからの、ミミ先生と担当コーチの佐藤温子先生の夢が叶いました。
長尾くんは、5歳で水泳を始め、最初はなかなか意思の疎通も難しかったですが、佐藤先生の根気強い指導にしっかり付いてきて、7歳でクロールを泳ぎ、9歳で初めて大会に出場しました。
高校3年生になった長尾くんは身長185センチ、体重80キロの恵まれた体格になりました。世界大会も数多く経験して来ましたが、「負けたらどうしよう」という恐怖心はまだまだあります。去年までの長尾くんだったら、イライラして集中出来ずでしたが、今は本人曰く「ロンドンは怖い。でも、1分1秒台を出して、最後まで諦めずにやる」と頼もしい一面も出てきました。
重責に押しつぶされず、藤本隆宏さん(ソウル、バルセロナ五輪個人メドレー代表)直伝の力強い泳ぎで、正々堂々とレースに望んでほしいと思います。
長尾くんの「アクアティクス・センター」登場は8月31日です。熱い応援をよろしくお願いします。
そして今日も元気に、さあ泳ぎましょう!!
2012年07月01日
雨の日が続いていますが、梅雨が明けると暑く、そして今年は熱い夏がやってきます。
7月27日から、ロンドンオリンピックが開幕します。26競技302種目が実施される今大会は、全ての競技に女性が参加する初めての五輪となるそうです。
開幕に先駆けて、現在イギリス国内では聖火リレーが行われています。聖火は5月10日にオリンピック発祥の地であるギリシャのヘラ神殿跡で採火式が行われ、19日にイギリスに届けられ、8,000人以上の聖火ランナーの手によって全土1万2,875キロを横断します。そして7月27日にメイン会場のオリンピックスタジアムに到着、聖火台に灯されて、熱い大会がスタートします。
多くの国の人々が参加するこの聖火リレーにはまた、ランナー一人ひとりの様々な想いが込められています。日本から参加した仙台のホテルマンの三品さんは、昨年の東日本大震災で当時2才だった娘さんを亡くされました。「家族のため、会社のため、被災地のために精いっぱい頑張る」と抱負を語り、沿道に集まった大勢の市民の声援を受けながら、胸を張って走りきった彼の姿は私たちに大きな力を与えてくれました。
今回使用されている聖火トーチは高さ80センチ、重量はわずか800グラムのアルミニウム製で、三角形のデザインは、ロンドンで開催される3回目のオリンピックであること、そしてオリンピックの3つの価値「卓越・友情・尊敬」や3つのモットー「より速く・より高く・より強く」、ロンドン五輪の3つのビジョン「スポーツ・教育・文化」を象徴しています。また表面に開けられた8,000個の丸い穴は聖火ランナーの数を表していますが、同時に軽量化と火の熱を逃がす役割も果たしています。
ミミ先生も1992年に開催されたバルセロナオリンピックで聖火ランナーの一人として走り、非常に貴重な体験をしました。リレーの当日は快晴で、気温50度を超える酷暑の中、一面ひまわりとオリーブ畑で沿道に声援はありませんでしたが、ミミ先生は与えられた500mを日本選手団の活躍を祈りながら走り、大きな目は感動の涙でいっぱいでした。
その甲斐があってか???バルセロナオリンピックでは、200m平泳ぎで弱冠14才の岩崎恭子さんが見事金メダルを獲得しました。
オリンピックにはたくさんの感動があります。うれし涙であれ悔し涙であれ、すべての涙にドラマがあり、人生があります。日本選手団の活躍はもちろんのこと、参加される選手の皆さんが日頃の成果を思う存分発揮され、スポーツマンシップの精神で大会を盛り上げていただきたいです。
“熱い感動の夏”を楽しみながら、今日も元気に、さぁ泳ぎましょう!!
2012年06月01日
2012年も半年間を過ぎ、まもなく暑い夏の訪れをつげる「梅雨」がやってきます。
すでに沖縄では昨年より2日早い4月28日梅雨入りしています。ジメジメする「梅雨」が苦手な方も多いと思いますが、「梅雨」は春から夏へと移るための大切な季節です。ちょっとおしゃれなレイングッズに身を包み、楽しく「梅雨」を過ごしてください。
6月の大イベントはまだまだあります。そうです!!
6月の第3日曜日は「父の日」です。今年は17日になります。5月の「母の日」はカーネーションやエプロンなどをプレゼントしたり、家事をお手伝いしたりとお母さんを大切にする日として、かなり定着していますが・・・「父の日」はいかがでしょうか?
ミミ先生の両親は、お父さんの一実さんとお母さんの綾子さんです。綾子さんはミミ先生の人生のコーチと言われるほど影響力があり、スランプになっても、的確なアドバイスで何度も助けられました。一実さんは温厚な性格で、とても物静かでした。20才で水泳選手を引退したとき、初めて一実さんから手紙をいただきました。
「これまでは一生懸命、男の子のように活発にやることがよかったけれど、これからは違います。ひとりの女性として、心のやさしい人間なるように。そして、アマチュアの名誉を傷つけない人生を歩んでください・・・」と黒の万年筆で書かれていました。
手紙には“美知子(本名)”の名前の由来も書いてあり、“美しく、たくさんの人に知られて愛してもらい、明るく元気な子になりますように・・・”名付けた父の願いが込められた名前であることを初めてしりました。この一通の父からの手紙で、ミミ先生の第二の人生はスタートしました。
「父の日」だからといって、特別なことはしなくても、日頃から“感謝の気持ち”を忘れないようにしたいですね。
雨にも負けず、今日も元気に、さぁ、泳ぎましょう!!
2012年05月07日
ゴールデンウィーク(大型連休)もあっと言う間に終わってしまいましたね。
ご家族やお友達と楽しい時間を過ごされましたか?
成田国際空港会社によると、連休期間の出入国者数は、昨年より16%多い60万人弱の方が海外旅行を満喫されたそうです。
後半はあいにくのお天気でしたでしたが、5月5日の満月を見ましたでしょうか?
今回の満月は「スーパームーン現象」と言って、月と地球の距離が一番近くなって通常より、14%大きく、30%明るく見えたり、海の満ち潮が数センチ高くなったりしました。確かにいつもより大きく感じました。スーパームーンを見損なった方でもまだまだこれから、壮大な天体ショーが待っています。
5月21日に「金環日食」があります。「日食」とは、月が太陽の前を横切るために、月によって太陽の一部(または全部)が隠される現象で、太陽のほうが月より大きく見えるために月のまわりから太陽がはみ出して見えるときには「金環日食」と呼ばれます。
東京では7時34分頃、太陽がドーナツ状に見え、曇りのようにあたりが薄暗くなる様子を観察することが出来ます。
ミミ先生も1998年にカリブ海のアルバ島で「皆既日食」を海に中から、昼間が漆黒の世界に変わる神秘を充分に満喫しました。異国の地で体験したことをあの大きな目を輝かせて話してくれました。
次回の「金環日食」は2030年の6月で北海道でしか見れません。今回は非常に希少なチャンスです。専用のグラスで注意事項を守って楽しみましょう。
この連休に衣替えをされた方も多かったと思いますが、5月1日から今年で8年目となる「クールビズ」が始まり軽装出勤となり、大手スーパーの「ダイエー」は就業時間をサマータイムにし、“節電の夏、日本の夏”が スタートしました。
暑い夏を乗り切るために、今から体力をしっかり付け、負けない身体作りをしましょう。
そして、今日も元気に、さぁ泳ぎましょう!!
2012年04月03日
やっと、本当にやっと春になりました。
今年は春が待ち遠しく感じられるほど、長い冬でしたね!
先日の「ミミさん月間」は楽しんで頂けましたでしょうか?「ミミさん☆に願いを・・・」では皆さんの願い☆カードで、満天の夜空になりました。
「ミミファミリーフェスティバル」ではスペシャルゲスト!?パチャポ(日本水泳連盟オフィシャルマスコット)も登場し、子供達の笑顔と、笑い声の絶えない一日になりました。
今年はオリンピックイヤーです。いよいよ競泳日本代表が、日本選手権水泳競技大会(4/2~4/8 会場:東京辰巳国際水泳場)で決まります。
代表第1号の切符は、競泳男子では12年ぶりとなる高校生、萩野公介選手(個人メドレー)が獲得しました。
また競泳界のスーパースター・北島康介選手も4回目のオリンピック出場を目指します。選考会前のインタビューで「何が何でも代表権を取って、オリンピックに行きたい」と話し、大プレッシャーの中、北島選手がどのような泳ぎを披露してくれるのか、とても楽しみです。
プレッシャーと言えば、新入生も新入社員も毎日、ハラハラ!!ドキドキ!!ワクワク!!ではないでしょうか?
ミミスイミングクラブのスーパーアドバイザーの藤本隆宏さんも、プレッシャーと戦かいながらNHK大河ドラマ「平 清盛」に出演しております。若干三枚目な「伊藤忠清」ですが、藤本隆宏さんらしく大らかに好演中です。
実はミミ先生も大河ドラマに出演していました。1981年に放送された「おんな太閤記」で、ねねに仕える侍女役でした。ねね役の佐久間良子さんの横にいて、セリフは「はい、かしこまりました」ばかりで1年が過ぎました。
出番待ちしている間は、同じ境遇(初大河で出番が少ない)の泉ピン子さんやガッツ石松さんと夢を語っていました。
ピン子さんの夢は「芸術座(東京・日比谷にある劇場で現在はシアタークリエ)で座長になりお芝居をしたい」で、ガッツさんの夢は「映画を作りたい」でした。
ミミ先生の夢は「いつか自分のスイミングクラブを作りたい」で、3人とも目を輝かせて、夢に向かって日々努力を重ねて来ました。
最初に夢を叶えたのは、ミミ先生でした。そうです、「ミミスイミングクラブ」はこの4月で30年目を迎えました。最初は社員8名からのスタートでしたが、おかげさまで現在は9クラブ、スタッフは100名を越えています。
創立時にミミ先生が掲げていたミミスイミングクラブのモットーは「よく学び、よく遊べ」でした。小さい時から水泳理論などを持ち出して“教える”のではなく、遊びの中から“水泳の楽しさ”に気づかせ、“総合的な身体作り”をすることを大切にしています。
会員の皆様と築き上げてきた「泳縁」を大切にし、ミミ先生の想いを実現するために、スタッフ一同心をひとつにして邁進していきたいと思います。
これからも「ミミスイミングクラブ」を宜しくお願いいたします。
今日も元気に、さぁ、泳ぎましょう!!
2012年03月01日
まだまだ朝晩寒いですが、少しずつ「春」はやってきています。
今年も「ミミさん月間」を実施します。「ミミ」にちなんで、3月3日からミミ先生のお誕生日の4月5日までの1ヶ月間、ミミスイミングクラブは「愛と夢と絆」でいっぱいです。
「夢のなる木」の第2弾は、「ミミさん星★に願いを・・・」です。大きな模造紙に描いた夜空に、皆さんの“願い”の書かれた星形カードで満天にしましょう。ミミ先生が中学生の頃は、屋外プールで練習をしている時代でした。夜になると星空がとてもきれいで、背泳ぎをしていると「流れ星」も見ました。「流れ星」に向かって、「オリンピックに出られますよう・・・」とお願いしていました。
ミミさん星がいつも皆さんを照らし続けています。
スタッフのユニフォームももちろん変わります。今年は爽やかなライトブルーで、背中の「夢 祈り 実行」はミミ先生の直筆で、大切にしていた言葉です。
写真コーナーも充実しました。
ミミ先生は「The swimming a way of the life formation.(水泳は人間形成の道なり)」と題して、幼少からマスターズスイマー時代の写真を掲示しています。
スタッフの写真は“輝いていたあの時”で、もちろん今でも充分輝いていますが、今回は“ハタチの頃”の写真にしました。成人式のおすましな写真や、忘れてしまいたくなるようなやんちゃな写真など、サブタイトルともに楽しんでください。
3月11日の日曜日は、“ミミファミリーフェスティバル2012”を開催します。ベビーから幼児を対象に親子で水泳を親しんでいただき、スタジオでは常設のアスレティックサーキットを開放し、お子様の成長・反応を楽しんでください。
いろいろ考えさせられる3月ですが、桜の美しい春は間もなくやって来ます。厚いコートを1枚脱ぐように、心も身体もスッキリにして、満開の桜を楽しみましょう。
今日も元気に、さぁ泳ぎましょう!!
2012年02月01日
今年は4年に一度巡ってくる「閏年(うるうどし)」です。
2月28日の次に1日が加えられ、1年が366日になります。365日というのは地球が太陽の周りを一回りする長さとされていますが、実際はほんのちょっと長いのです。したがって、365日のままにしておくと、やがて(といっても気の遠くなるような時間ですが)暦と季節が合わなくなってしまいます。この“ズレ”をリセットする知恵が「閏年」なのです。
4年に一度といえば、近代オリンピックにおける夏季オリンピックも4年に一度、原則として閏年に開催されます。1924年から開始された冬季オリンピックも1992年のアルベールビルオリンピックまでは夏期と同じ年に開かれていたので、オリンピックを目指すアスリートにとって閏年は「オリンピックイヤー」でもあるのです。
その他に、アメリカ合衆国大統領選挙も、過去3回の選挙を除き、閏年に実施されてきたので、アメリカ人にとっては大統領選挙イヤーです。
わずか1日だけ長い閏年ですが、アスリートやアメリカ国民にとっては特別な1年になっているのです。オリンピックや大統領選挙を経て、また新たな気持ちで4年間を迎えるリセットの年と言えそうです。
ところで、先日開催された大阪国際女子マラソンで優勝した重友梨佐選手の代表入りがほぼ内定しましたが、金メダルが期待される体操の内村航平選手やハンマー投げの室伏広治選手も4年に一度巡ってくるオリンピック出場の権利をすでに獲得しています。
日本にもオリンピック出場回数3回、4回を数える選手がいますが、「いつかはオリンピック出場を」と夢見る多くのアスリートにとって、この4年間という時間は長いものでしょうか、短いものでしょうか。いずれにしても、待ち遠しい「4年に一度」であるに違いありません。
東京オリンピックに出場したミミ先生は、オリンピックを目指して練習を重ねました。ですから、自分のコンディションや環境に合わせて常に実力を発揮するための工夫を身に付けていました。決められた時間に食事をする。8時間は睡眠をとる。疲れたときはマッサージをして、練習以外の生活習慣も規則正しく過ごすことを心がけていました。
こうして、普段どおりの実力の発揮を妨げる調子の“ズレ”をリセットすることは大切です。
時あたかも受験シーズンですが、受験生の皆さんも試験に臨んで、つとめて普段どおりの生活を心がけることで、実力を発揮してください。
そして、今日も元気にさぁ泳ぎましょう!!
2012年01月01日
新年明けましておめでとうございます。
本年も宜しくお願いいたします。
2012年は「辰年」です。十二支で唯一の想像上の動物で、5番目の干支になります。
年末・年始はどのように過ごされましたか?お正月太りは大丈夫ですか?
ミミ先生は岡山の実家か、ハワイで新年を迎えていました。お料理上手の母・綾子さんの手料理で美味しいお正月です。特にお雑煮は絶品でお餅も父・一実さんのお手製です。新年にお雑煮をしっかり食べて、元気に一年を過ごしていました。
2012年のスタートはスポーツで大いに盛り上がりました。特に第88回箱根駅伝では、東洋大学が往路、復路とも新記録で圧勝。箱根に集まった沢山の駅伝ファンは、「新・山の神」の柏原竜二選手の鬼気迫る圧巻な走りに感動し、脱水症状でトップと40分遅れでも諦めず、襷を繋げた東京農業大学の津野浩大選手がゴールテープを切った時には、大きな拍手が沸き上がりました。
今年はロンドンオリンピックが開催されます。すでに出場を決めた「なでしこジャパン」を始め、水泳も体操もメダルに近い選手が多数います。熱い夏が間違いなくやってきます。
また、今年のNHK大河ドラマ「平清盛」も期待大です。
藤本隆宏さんが、根っからの武人で無骨な生き方しかできない侍大将の「伊藤忠清」役で出演します。水泳で鍛えた体躯の持ち主である藤本さんが、鎧に身を固め、画面狭しと大活躍する大河ドラマは1月8日からスタートします。
そして皆様のお陰で「ミミスイミングクラブ」は、今年30周年を迎えます。感謝を込めたイベントも考えております。楽しみお待ちください。
今年も元気に、さぁ泳ぎましょう!!